第2章:学校生活と、ふとこぼれた「本音」

導入イラスト

え!ドレッドヘアの生徒会長ですか?法政って当時はすごい自由な学校だったんですね。

あはは、そうですね。でも、決してヤンキー学校とかじゃないんですよ(笑)。当時はすごく自由な校風だったんです。「あぁ、学校って本当にいろんな子がいて面白いな」と、一気に楽しくなりました。

それからはどんな先生生活だったんですか?

水泳部の顧問をしたり、生徒会、それに君もいた文化研究ゼミ……。いろいろな場面で生徒と一緒に過ごすのは、裁判所時代にはなかった楽しさがありましたね。

先生が生徒と接するときに、いつも大事にしていることはありますか?

裁判所での経験があるから、生徒が「ここは自分の居場所だ」と思えるように、まずはちゃんと話を聞くことを大事にしています。深刻な問題になる前に、何気ない会話で彼らを受け入れることが、非行の予防にも繋がると思うから。そのためには親しみやすかったり、何でも話をしてくれると言う演出が必要なのかなぁと私は思います。 ……。 でもね、実は、もう早めにやめちゃいたいなって思ってるんですよね。

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